妊娠中、「赤ちゃん、元気にしてるかな?」と感じることはありませんか?そんな不安や期待をやさしく包んでくれる商品が、「胎児超音波心音計」です。今回は、自宅でも使えるこの小さな装置の魅力や使い方、知っておきたい注意点についてご紹介します。
お腹の赤ちゃんの心音が聞けるって本当?
胎児超音波心音計は、妊婦さんのお腹の中にいる赤ちゃんの心臓の音、つまり心音を「ドクドク」という音として確認できる機器です。医療機関でも使われている「超音波ドップラー技術」を使って、胎児の心臓の動きを感知し、それを耳で聞こえる音に変換してくれます。
最近では、自宅で気軽に使える家庭用モデルもたくさん登場しており、妊婦さん自身やご家族が日常の中で赤ちゃんの鼓動を確認できるようになりました。胎児超音波心音計は医療機器です。製品の有効性、安全性と品質が確認されているので、安心して使用できます。
使い方はとても簡単!
使い方はシンプルです。
- 本体の電源を入れる
- 探触子(プローブ)に専用のゼリーを塗る
- 妊婦さんのお腹(通常は下腹部)にそっと当てる
- プローブを少しずつ動かして、心音がよく聞こえる位置を探す
ゼリーは、超音波がうまく体内に伝わるようにするためのものです。もし手元にゼリーがない場合は、水で代用することも可能です。
心音はスピーカーから聞くこともできますし、イヤホン対応の機種なら静かに確認できます。デジタルディスプレイがついているモデルなら、心拍数も数値で表示されるので安心感も高まります。
心音が聞こえないときはどうすれば?
初めて使うとき、「あれ?音が聞こえない…」と焦ってしまう方もいますが、多くの場合は使い方のコツをつかめば大丈夫です。
- まずは機器が正常に作動しているかをチェック → 手のひらなどに当てて、動きに応じて音が出るか確認しましょう。
- 自分の心音を試してみる → 胸に当てて、自分の心音が聞こえるか確認します。
- 探す位置を見直す → 胎児の心音は、思っているより下腹部寄りで聞こえることが多いようです。
妊娠12週より前では、胎児が小さいため心音が探知しにくいこともあります。慌てずに、時間帯を変えたり、リラックスして試してみることが大切です。

聞こえない時は、もっと下の方かもしれないわね!
超音波ドップラー技術ってなに?
少しだけ仕組みにも触れておきましょう。
プローブから発せられた超音波が、体内を通って胎児の心臓に届き、心臓の動きに反応して跳ね返ってきます。この「反射波」の周波数の変化(=ドップラー効果)を解析して、心音として再現してくれるのです。だからこそ、針を刺したりすることなく、安全・非侵襲的に赤ちゃんの状態を確認できるのです。
スマホ連携モデルも!進化する家庭用心音計
近年は、スマートフォンと連動して音声を録音したり、データを保存・共有できるモデルも登場しています。赤ちゃんの心音を録音して、パパや祖父母に送る――そんな温かい使い方もできます。
誰でも簡単に使えるように設計されているため、特別な医療知識がなくても安心です。もちろん、定期健診に代わるものではありませんが、妊娠中の心の支えとして活躍してくれるでしょう。胎児超音波心音計について、もっと詳しく知りたい方は次のサイトを参考にしてください。
メリットと注意点――正しく使うことが大切
- 赤ちゃんの存在を「音」で実感でき、安心感が得られる。
- 妊娠初期〜中期、胎動を感じにくい時期の心の支えに。
- 多胎妊娠や過去に流産経験のある妊婦さんにとって心強いツールです。
- 家族と赤ちゃんの存在を共有できる。
- 医療診断を目的とした装置ではないため、過信しないこと。
- 心音が聞こえないからといって、すぐに異常とは限りませんし、逆に聞こえるからといって絶対に問題がないとも言えません。
- 心音計はあくまでも補助的な商品です。定期的な妊婦健診は、必ず医師の指導のもとで受けるようにしましょう。
気になる価格は?
一般的な家庭用モデルの価格帯は、5,000円〜15,000円前後。機能がシンプルなものから、デジタル表示やスマホ連携付きの高性能モデルまでさまざまです。
医療機関向けのプロ仕様モデルになると、2万円以上するものもあります。使用目的やライフスタイルに合わせて、じっくり選んでみてください。
おすすめの胎児超音波心音計 ― Jumper社製品の魅力
妊娠中に赤ちゃんの心音を自宅で確かめられる「胎児超音波心音計」。その中でも最も多く販売されているのが、中国の大手医療機器メーカー Jumper(ジャンパー)社 の製品です。
「中国製=安かろう悪かろう」というイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、メーカー品については品質・性能ともに高く、日本製に引けを取りません。実際に私自身もJumper社のパルスオキシメーターや体温計を愛用していますが、これまで品質に不満を感じたことはありません。
シンプルで使いやすい「JPD-100S9/SKY-100S9」
Jumper社のラインアップの中で、最もシンプルなモデルが JPD-100S9 です。基本的な機能に絞られているため、初めて心音計を使う方でも扱いやすいのが特徴です。
また、この製品のOEM版として販売されているのが SKY-100S9。中身はJPD-100S9と同じですが、価格はSKY-100S9の方が安く設定されているため、コストを抑えたい方にはおすすめです。

ゆみ婆
9月26日現在、在庫なし、のようです。他の心音計を選んでね。
まとめ:赤ちゃんの存在を「音」で感じるために
胎児超音波心音計は、赤ちゃんの存在を「音」で実感できる、妊婦さんとご家族にとってとても特別なツールです。
不安な夜、ひとりで心音を聞いてほっとしたり、家族と一緒にその鼓動に耳を澄ませたり、赤ちゃんとの絆を深めるひとときを演出してくれることでしょう。
ただし、医療のサポートツールであることを忘れず、妊婦健診と併用する形で、賢く活用していくことが大切です。
胎児超音波心音計について、もっと詳しく知りたい方は次のサイトを参考にしてください。